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今回から、IDMについて掘り下げていきたいと思います。
1.IDM = レースの成績に対して算出されたもの
2.IDM調整値 = レース成績IDMを素に、今回の出走時に設定されるもの。予測値。
1.IDM
馬の純粋な能力値(IDM素点=能力要素)にアクシデント要素(記憶要素)を加えた結果出される数値となる。
計算式は次の通り。
IDM = 1.能力要素 + 2.記憶要素
1.能力要素
=素点×距離差×10
+馬場差+基本値
(馬場差の算出方法は一部企業秘密)
2.記憶要素
・気配
・馬具、馬具変更
・馬体や脚元の状態
・馬場適性
・距離適性
・出遅れ
・位置取り
・不利
・レース内容
・ハンデ(斤量)補正
等
2.IDM調整値
近走のIDMを基にして、そのレースで該当馬がどれぐらいの能力を発揮できるのかを測る指数。木曜日に出走メンバーが確定すると、IDM調整値が設定される。
一般的に、IDMと呼ばれているものは、IDM調整値を指す場合が多い。
[調整項目]
1.目安距離適性
2.芝・ダート適性
3.前走の馬体・気配・上昇度
4.馬具変更による上積み
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東京11R 芝2400M 優駿牝馬・G1 (前日予想)
伏兵注意
◎5番クールキャット:外厩帰り(ノーザンF天栄。中間の馬体重510k)(前走時506k)は好仕上げ。コース向き、距離延長問題無く、立ち回り巧くなり。
○13番ファインルージュ:外厩帰り(ノーザンF天栄(福島)Aランク。)中間の馬体重496k(前走時488k)は良い意味での平行線。距離延長、コース替わり問題無く、叩き2走目、上積み見込め。
▲11番ソダシ:ご当地馬主(金子真人ホールディングス)。中間の馬体重476k(前走時 472k)は、好調キープ。距離延長微妙な面あるが、コース向き、叩き2走目、上積み見込め。
注7番アカイトリノムスメ:ご当地馬主(金子真人ホールディングス)。中間の馬体重452k(前走時444k)は、良い意味での平行線。脚捌き硬い面あり揉まれ弱さ残るが、コース向き、距離延長問題無く、叩き3走目、上積み見込め。スンナリだと渋太い。
△9番ユーバーレーベン:中間の馬体重462k(前走時454k)は、良い意味での平行線。脚捌き硬い面あり揉まれ弱さ残るが、コース向き、距離延長問題無く、叩き3走目、上積み見込め。
複勝圏内
☆スライリー:外枠微妙な面あるが、デキの良さで克服も。中間の馬体重428k(前走時422k)は良い意味での平行線。
☆ステラリア:中間の馬体重490k(前走時(482k)は好仕上げ。大外枠微妙な面あるが、デキの良さで克服も。
☆タガノパッション:中間の馬体重456k(前走時456k)はメイチの仕上げ。注意必要。
他の外厩帰り馬
*1番ククナ:最後の退厩 [20210415]ノーザンF天栄(福島)。
*2番スルーセブンシーズ:5/5ノーザンF天栄(福島)Aランク。
*12番ミヤビハイディ:最後の退厩 [20210415]阿見トレセン(茨城)。
*14番ストライプ:5/5吉澤S−EAST(茨城)Bランク。
*16番ニーナドレス:4/22吉澤S−WEST(滋賀)ABランク。
他のご当地馬主の馬(東京)
*12番ミヤビハイディ・・・村上義勝氏 注
結果、内から5番がハナに立ちレースを引っ張る。2番手に☆18番。▲11番は掛かり気味に好位の中、注7番は中団のなか、☆17番あ中団後方、○13番は後方馬群の中、*8番が後方から追走。直線、◎5番が粘る処を▲11番が交わした処を、その外から注7番が交わしたが、伸び切れず、2着まで。外から9番が突き抜け、完勝! 大外から、長く良い脚を使った*8番が3着確保。
次走、コメント
△9番ユーバーレーベン:は、▲ソダシ(マイルより)と同じゴールドシップ産駒だが、体型は母父よりで、距離こなせる。次走もそれなりに。
注7番アカイトリノムスメは、馬体重*6kが示すように、馬体良化顕著。次走、距離短縮なら更に良し。
☆ハギノピリナは、ズブ差あるが、良いを長く使えるのが強み。次走、展開次第で。
▲ソダシは、やはり、馬体構造、気性面で、距離が長すぎた感。次走、距離短縮なら。
◎5番は、若干、重目残りだが、デキ自体はマズマズ。まさかハナ切るとは…。中3週も堪えたか?
ではでは グッドラック!
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