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土曜日：師走も佳境に入り、競馬ファンの入場者数も極力少なくなる。当然、会員さんも、競馬どころでは無いらしく、参加者も極わずか。
ま、それ以上に、師走競馬は色んな意味で難解なレースが多く、賢い競馬ファンは逃げるが勝ちとばかりに、馬券を見送っている。
そう、馬場状態は、ダートは凍結剤散布、芝コースは野芝が枯れ、洋芝に生え替わり、所々が歪んだ状態になり、結果が出て始めて、ああだった、こうだったのタラレバ状態では、確かな馬券は造れません。
また、多くの外人騎手の参戦、この様な馬場状態になると、特に減量騎手が俄然有利となり、適正、能力＆仕上げ優先競馬では無くなる。要するに、騎手の巧拙、減量の恩恵があからさまになる。また、パワー＆実力を兼ね添えている馬の台頭が目立ち、仕上げ云々は二の次となるような結果が目立った。となると、パドック情報としての見極め（仕上げ、体調優先）が裏目に…。結果、涙しか出ず…。いやはや、後、残り1週間の辛抱です。それまでは、データー中心の馬券戦略が正解か、も。（涙）
阪神6R新馬戦 芝1400m
◎7番フラアンジェリコ：お釣りある仕上げも距離向く。相手に恵まれ。返し馬は、少し脚捌き硬い。
○12番エーシンハーバー：少し重め残るも上位争い可能。返し馬は、軽めも少しできる。▲5番スオウタカモリ：距離微妙も仕上げまずまず。返し馬は、少し煩い。
注10番ロッセ：距離微妙も仕上げ良し。返し馬は、少し頭高い。
△2番アフロディシアス：毛づやひと息も距離向く。返し馬は、少し煩いがフットワークはマズマズ。
☆9番サンライズドバイ：ほぼ仕上がる。複勝圏内。返し馬は、少し煩い。
結果、◎7番は出遅れて後方から追走。早めに向こう正面から仕掛け、道中も仕掛け通し。直線に入っても内にヨレるロス。直線半ばで行き脚付くも、3着まで。○12番は、出負するも二の脚でハナに立ち、直線に入っても、半ばまでセフティーリードと思われたが、勝ち馬△2番にゴール前急追され、2着。＊○12番は重め残りもスピドあり、上積み大きく、次走に期待。
阪神7R新馬戦 芝1800m
◎14番メイショウクロオビ：少し立派過ぎる感あるも相手に恵まれ。返し馬は、少し脚捌き硬い。
○12番キンジシ：きっちり仕上がる。上位争い。返し馬は、軽めも少しできる。
▲10番アフリカンハンター：ほぼ仕上がる。連なら。返し馬は、少し頭高い。
注4番エイシンモンジュー ：少し重め残り毛づやひと息。連なら。返し馬は、少し煩い。☆8番アドマイヤクーガー：少し重め残るも複勝圏内なら。返し馬は、少し脚捌き硬い。
☆1番ピエナセレブ：少し立派過ぎる感あるも複勝圏内。返し馬は、少し掛かる。
結果、☆8番はスタートを普通に出て、好位、馬群の中を追走。直線、前が壁になり、窮屈な態勢から割って出て、半ばから力強く抜け出し完勝。注4番は好位後方の内から追走し、直線、巧く最内を突き、抜け出すもゴール手前で差され、2着まで。☆1番はスタートで大きく出遅れて最後方から追走し、直線大外から、良い脚を使うも3着まで。◎14番は見どころの無い内容で、6着。失礼しました。
阪神11R 芝1400m 阪神カップ
◎10番ゴールスキー：好調キープ。勝ち負けまで。返し馬は、軽めなのは騎手の特徴。
○14番キンシャサノキセキ：仕上がる。距離短縮好材料。返し馬は、先入れ、抑えて軽め。
▲8番リーチザクラウン：休み明けもきっちり仕上がる。アテにし辛い面あるが。返し馬は、先入れ、少し煩い。
注11番ビービーガルダン：休み明けもきっちり仕上がる。距離微妙も連なら。返し馬は、少し煩い。
☆2番リビアーモ ：少し重め残るも複勝圏内なら。返し馬は、少し後肢の蹴りが弱い。
☆15番アーバニティ：デキ上向く。仕上がり気配も良化。複勝圏内なら。返し馬は、軽め。
結果、◎10番は、すこし出負け気味のスタートで、中団、馬群の中を、少し掛かり気味に追走。四角外を回り 直線伸び掛けるも、半ばで脚色鈍く、伸びきれず掲示板まで。＊厳しいレース後（Ｇ1）だっただけに、テンションが上がっていたよう。次走、落ち着きを取り戻せば。○14番は、馬ナリで中団から追走。向こう正面で掛かり気味になるも、道中は落ち着きをとり戻し、直線馬群を割って抜け出し、ゴール前で逃げ馬（＊13番）をキッチリ捕え、快勝。3着に、直線抜け出して来た4番が入線。＊13番の仕上がりは重め残り明らかで、気配もモッサリし、どうか。もレースでは鞍上の決断良く、ハナを切り、道中もマイペースで運ぶ絶妙の巧さを発揮し2着キープ。鞍上（横山典J）は落馬（怪我）の後遺症も、ほぼ無く、回復したよう。これからは従来通りの活躍が見込めそう。反して、武豊Jの怪我の回復は、未だ途上と云ったところで信頼までは…。
日曜日：昨日の痛さを忘れずにと肝に銘じてパドックに向かうも、やはり、各馬の評価は、能力優先は当然としても、優劣は自然と仕上げ、体調を優先してしまうのは、馬見家としての習性。ハイ、判っちゃいるが…難儀な競馬が続いております。（涙）
阪神5R新馬戦 ダート1200m
◎1番マルブツサバンナ： 見栄えする馬体。ダート、コースとも向く。返し馬は、頭の位置高いが動きはスムーズ。
○10番ナムラプルート：仕上がる。距離ダートとも向く。返し馬は、少し頭高い。
▲2番ジュライザセヴンス：少し煩い面あるも、連なら。返し馬は、軽めも少しできる。
注9番スズノオオタカ：少し重め残るもダート向き。返し馬は、少し掛かり気味もスピードあり元気良し。
☆7番タイヨウパフューム：仕上がる。複勝圏内なら。返し馬は、元気良し。
＊4番メイショウカグヤ：重め残り。見た目より走るかも。返し馬は、 頭高い。
結果、◎1番は、ゲートを跳び上がるようなスタートで前半はスピードが乗らず、中団の内から追走。直線に入り、行き脚が付くと、馬群を割って、抜け出し快勝。▲2番は好スタートを切るも抑えて好位後方の内から追走。直線、馬群の真ん中を抜け出してくるも、2着馬（＊7番）にゴール前で差され3着まで。＊◎1番は最内枠でストレスの掛かるレース内容で、道中もフラフラしていたが、直線の伸び良く、馬体面からも上積み見込め、上のクラスでも通用する。外枠なら更に良し。
阪神6R新馬戦 芝1600m
◎9番アンティークカラー：スッキリ仕上がる。相手恵まれ。返し馬は、少し脚捌き硬い。
○2番ブロードピーク：小柄も仕上げ上々。連なら。返し馬は、少し頭高い。
▲7番ヒシカルメン：脚捌き少し硬いが仕上げ良し。返し馬は、少し脚捌き硬い。
注6番マイピースハート：少し重め残るも連なら。返し馬は、頭高く前肢脚捌きも硬い。
△12番アイアンクリッパー：踏み込み緩いが仕上げ良し。要注意。返し馬は、少し脚捌き硬い。
結果、◎9番は、普通にスタートを切るも、馬ナリで好位後方から馬群の中を追走。四角を外を回り、直線、脚を見せるも、少しの間だけで、伸びきれず、4着まで。▲7番は向こう正面でハナに立ち、直線に入っても馬ナリで、仕掛けたのが直線半ばに入ってから、そこからキッチリ伸びて快勝。＊5番が先行流れ込み2着キープ。3着も先行した11番が流れ込む、行った行ったの競馬。＊全体的に仕上げレベル低く…。
阪神11R ダート1400m ギャラクシーステークス
◎8番ケイアイガーベラ：きっちり仕上がる。コース、距離とも向く。返し馬は、少し後肢の蹴りが弱い。
○4番ダノンカモン：きっちり仕上がる。上位争い。返し馬は、軽目に終始。
▲15番セレスハント：少し重め残るも連なら。返し馬は、少し脚捌き硬い。
注9番アイアムルビー：きっちり仕上がる。連なら。返し馬は、頭の位置高いが元気は良い。
☆7番プロセッション：少し重くなるもデキ良し。複勝圏内。返し馬は、軽めも少しできる。
結果、◎8番は、好スタートを切るも、抑えて2番手で追走。道中の手応え良く、逃馬（＊16番・3着）は何時でも交わせる状態だが、直線半ばまで可愛がる余裕、仕掛けるとキッチリ伸びて完勝。○4番は、普通にスタートを切るもズブくて、鞍上が追い通しで、好位後方3番手に付ける。それでも道中も追い通し、直線、内を回り。半ばで外に出し、ゴール前、逃げ馬を交し、なんとか2着をキープ。
何かと難儀な阪神開催も、後1週です。競馬も世間も師走でなにかと世知辛く、コトは思うようには進みません。が、年が明ければ、京都開催が待っています。そう、それまでは我慢の一手でしょう。
ではでは パドックでお逢いしましょう。グッドラック！
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- 10/12/20(月) 14:37 -
