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IDM(能力・記憶指数)の説明 その1
赤木が平成6年頃、「競馬サイエンス」という競馬専門紙を創刊するに当たり、アメリカ競馬におけるスピード重視の理論を参考に、日本の競馬システムに適合するよう走破タイム、レースペース、馬場状態、出遅れ、不利、レース内容等の要素を考慮して、各レースにおける馬の能力を指数化して数字に表した。この指数を当時は「サイエンス指数」と名付けていた。これがIDM指数の原型。
過去の走破タイムだけを単純に比較しても、次のレースの勝ち馬予想はできない。競馬は単純なトラックレースではないため、馬場のコーナーで他の馬の影響で不利になったり、直線で前が詰まっていて力を出せなかったり、様々な要因がレースに作用する。
そこで、馬の能力を数値化したうえ、レースに作用する様々な要因も数値化して総合的に評価すれば、異なったレースで走った競走馬の能力比較が容易になり、当該レースの勝ち馬予測が容易となる。このような考えのもとで馬の能力を指数化したのが「サイエンス指数」であった。
現在では殆どの競馬新聞にはスピード指数(能力)は掲載されているが、当時、馬柱内に指数を載せたものは無かった。馬柱内には、過去のレース結果による馬の能力を指数化して表示するとともに(「サイエンス指数」)、今回のレース予想を「推定サイエンス指数」として表示した。推定サイエンス指数は、当該レースで優勝する馬が出すと思われる「推定指数」と、各馬が当該レースで発揮する「推定指数」が記載された。
(つづく)
11Rきさらぎ賞・G3
◎02番ラーゴム(1着):馬体ふっくら見せ順調。
○03番ヨーホーレイク(2着):馬体締まりデキ上向く。
▲04番ダノンジェネラル(7着):休み明けも仕上げ良し。
注09番ランドオブリバティ(3着):デキ上向く。ハミ変え。
△10番ドゥラモンド(10着):馬体ふっくら見せ順調。
▽07番ショウナンアレス(6着):良い意味での平行線。ハミ変え。
総評 上位馬実力拮抗
結果、*5番がハナに立ち、○3番は出負けし後方、注9番はスタートで他馬に寄られ後方、◎2番は中団の内から追走。▲4番は中団後方から追走。直線、*▲4番は、他馬に外から寄られる不利。*5番が粘る処を◎2番が馬群の中から抜け出し、快勝。○3番は大外から勝ち馬に迫るも2着まで。注9番は外からジワジワ伸びて来たが、3着まで。
次走、コメント
◎2番は、まだ、お釣りある仕上げで、次走の伸びシロは充分。
○3番は、好仕上げ。次走、も期待。
注9番は、ハミ替え(eハミ→リーグルハミ)が奏功した感。気性に課題残るが、成長すれば更に。
ではでは グッドラック!
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