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ある日、スポーツ紙に「馬券脱税裁判」の見出しが・・・。
中央競馬で5年間で1億5千500万円稼ぎ、当初10億円を脱税したとして訴えられた大阪市の会社員。これまでその手法は、本人らしき人物の2ちゃんねるへの書き込みだけが報じられてきました。
2007〜2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された。とスポーツ新聞・SNSでの見出しで大々的に拡散され、俗に言う「外れ馬券裁判男卍」と呼ばれるようになる。
競馬には「解」が必ずあると信じていた私はもとより、競馬フアンの間で評判になりました。私は、やっと「競馬の解」を探し出した人物が現れたか! と我がことのように、喜んだものです。
そう、私は常々、競馬には「解」が必ずあると信じてここまで、他には無い独自データ(馬体の好不調・各パーツの特徴・気性・馬装具替え。疾病等々、その他多数)などの情報・データを各スタッフが収集するために、それぞれの競馬場に行きました。各スタッフは各競馬場に1名〜3名・多いときで4人態勢)で現場に行き、それぞれのスタッフは、五感を磨きながら、雨の日だろうが、台風が来ようと、雪が降ろうと、バカのひとつ覚えのように、20数年間データを収集していました。
そう、スーパーコンピューターは別にして、安価なパソコンを使って、「JRA-VAN」のデータをいくら分析しても、それは飽くまで、多くの競馬ファンが使っている1次データだけに、分析すればするほど、そして、分析精度が上がれば上るほど、皆同じような「答え」しか・・・。よって、それらの馬は人気になり、配当が下がり、妙味が無くなる。
だから、競馬のある程度の「答え」を見いだしたとしても、労力と時間の無駄になり、その結果の見返りは少ない、と。
そう、考えていたのだが、突然「裁判男卍」が出現し、「解」を見つけた、と?
で、ソフトのロジック・システムの構築、それらの考えはある程度察しは付くが、私にとって、重要なのが、「JRDB」のデータ使用しているかどうか、だけ。
まぁ、その時点では、知るよしも無く、諦め半分静観していたら・・・。
ある日、私の携帯に、馴染みの某記者(ライターの○○さん)から連絡が来て、
「JRDBの会員さんに大阪の○○さんはおられますか?との問い合わせ。で、用件を聞くと、例の馬券裁判男の住所氏名がわかりました、と。
実は、その裁判の取材を社から任されていて傍聴していたら、突然、聞き慣れた「JRDB」御社の名が出て来て・・・ビックリして、連絡しましました。
「なんでも、JRAのデータと、「馬王のソフト」と「JRDBさん」のオリジナルデータを含めて分析したらしいですよ。」
続く・・・
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